あなたにこんな悩みはありますか?
- 「職場の上司とウマがあわないけど、話を合わせないといけないことがストレス…」
- 「同僚はいるけど、相談できる関係ではないな…」
- 「嫌われないためには、みんなに合わせるしかないな…」
このように考えたことがある人はいると思います。むしろ、全員当てはまるといっても過言ではないと思います。私もその中の 1 人でした。
私は職場で誰からも嫌われないためには、他人に合わせて生きていくしかないなと考えている時期があったり、上司からのパワハラで心を病みそうになるほど悩んだ経験もあります。
そんな私が心からお勧めする本を紹介し、私のような悩みを抱えないための考え方を学び、行動して欲しいと思います。
人間関係で悩まないためには!?
本書では、人間の悩みはすべて「対人関係」の悩みである。と断言しています。
これを見た私は、これは極論ではあるが、当たってはいるな。と思いました。
私はほとんど他人に嫌われることなく無難に生きてきました。しかし、会社で働き出して上司からのパワハラを受け、うつ病になる手前まで悩みました。
他者との関わりを本気でたちたいと思うほどでした。そんな私がこの本の大切なポイントを 3 つに絞って解説します。
あなたから、人間関係の悩みが少しでも減ることを祈っています。
自分は主観的な世界に住んでいる
これは難しく考える必要はありません。根本的な考え方として、今自分の周りで起こっている物事はうまくいっているにしろ、うまくいっていないにしろ、すべて自分の責任であると考える必要があります。
私は仕事でパワハラ上司のもとで働いている時にどう思っていたかというと、こんな環境に配属させた人事が悪いとか、パワハラをしてくる上司が悪いなどと、自分に非はないという考え方を持ってしまっていました。
そうすると何がいけないかというと、それは他人の人生を生きることになってしまうからです。
他人の人生を生きるということは本当に窮屈で自分を苦しめます。それはその人が正しいと思ったことを、自分の考えとは反していても行わなければならないからです。
要するに、他人の言いなりで生きることは、自分の考えを否定しながら生きていくということです。どんなに最悪な状況であっても、責任は自分にある。
そう考えていくと、現状を変えなければ次に進めない。という考えに至るはずです。今起こっている物事を他人のせいにせず、自分の責任であるというところに落とし込む。
それで、今の環境だとまずいと気づいたら、それが会社であればすぐに人事に話をして、配属部署の移動か、退職をするなど行動に移すべきだと思います。
自分と他者の課題の分離をする
これは本書で非常に大事な考え方だと思います。つまり、他者に過剰に介入しすぎることは、他者も不自由な人生を送るということになります。私がなぜ、パワハラ上司のもとで働き、心を病みそうになったかというとその人が過度に私の課題に介入してきたからだと思います。仕事が中々終わらない私を、叱りつけ、その人の言う通りやるように命令される。また、他の社員のいる前で、私の悪い部分をしいたげられる。このような経験をし、心底悩みました。これは、その人が私のすべき課題に過度に干渉してきているにも関わらず、本人はそれに気づいていない状態です。そしてこの本を読んだ私は、現状を変えなければならない。他人を変えることができないため、自分が行動に移すしかないと考えました。私は、すぐに人事部にあったこと全ての話をし、退職の話まで持って行きました。今はまだその職場で働いているのですが、今年度中には退職することが決まっています。そこまで行動に移す必要があるということです。課題の分離をしないと他人を不幸にしてしまうことにもつながります。私はその経験を反面教師として、今の後輩の指導などにあてるようにしています。あなたがもし職場の人間関係で悩んでいるのだとしたら、確実にあなたが動かなければ現状は変わりません。もし私と同じようにパワハラで悩んでいる人がいたら、すぐに人事などに相談を持ちかけてください。自分と他人の課題が分離できていない人と働くことは、とても窮屈です。あなたの心が病む前に必ず行動に移すようにしてください!
より大きな共同体の声を聴け!
この考え方も私はとても助けられました。これは、働いている職場や、学校が全てではないということです。
どうしても悩んでいる時というのは、視野が狭くなりがちです。私がそうであったように、上司からのパワハラで悩んでいたときは、私はどこにいっても怒られ続ける人生なのかな…など、悲観的な考えばかり浮かんできていました。
しかし、これを見たときに、この職場で働くことが全てではない!日本だけで見ても、私を求めてくれそうな仕事はいくらでもあるのに、こんなところで悩んでいる場合じゃない!と考え直す一つのきっかけにすることができました。
自分が違うと思った意見を言って崩れてしまう程度の人間関係なのであれば、それはたいした人間関係ではありません。すぐにでも切っていい関係だと思います。そこの環境だけしか見えず、他者との関係を崩したくないと考えるだけの人生は、本当に窮屈だと思います。他人に反論するということは、ほんとに勇気がいります。
しかし、現状を変えるには、それくらいのことをしなければならないと思います。
特に私のように人間関係で悩み、心が病みそうになっている人は、もっと視野を広げてください。その環境が全てではないと気づいた時、行動に移すことが重要だと思います。
まとめ
人間関係の悩みは、どの環境で生活するにも切っても切り離せない重要な課題だと思います。
本記事を読み、人間関係に対する考え方が変わり、なおかつ行動に移すことができたら必ずあなたの人生は変わるはずです。
心の病気はなってからだと遅いです。職場で、人間関係に悩んでいるひと。学校でいじめを受けている人。などは今すぐ環境を変える努力をしてください。
環境を変えると、またそこでも同じようになりそうで怖い…という意見もありますが、その環境でまた人間関係で悩むかどうかは、実際に行動に移していかないと分からないです。むしろ現状の悪い状態のままいる方がよっぽどリスクが高いと思います。
私たちの人生は長いです。心を病む前に行動しましょう。あなたの人間関係の悩みを解消する1つのきっかけになってくれると幸いです。
最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。
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