この記事はこんな人におススメ!
- ついつい手を出してしまう人
- もっと楽に過ごしたい人
- 感情的になってしまう人
疲れることは多いですよね。無意識に「疲れた…」と口から出てしまう人は多いのではないでしょうか?
なぜこんなに疲れることが多いのか?
原因を知ることで、あなたの抱えている疲れを今よりずっと減らすことができます。
原因を知って、もっと楽に毎日を過ごしませんか?
【自己啓発】もっと楽に生きませんか?~疲れは自分が連れてくる~

疲れているときになにかしようとしても、うまくいかないことは多いですよね。
思うようにいかず、よけいに疲れる…
そんなときはなにもせずに、休息をとることが1番です。
とはいえ、簡単に休息をとれない人も多くいます。
あなたの疲れの原因はなんでしょうか?
疲れる原因をハッキリとさせ、思考・行動をかえるだけであなたの疲れを減らすことができます。
あなたの普段の行動・思考を振り返り、原因をハッキリさせましょう。
ハッキリと伝えます。
疲れの原因を作っているのは、あなた自身です。
自分のどの行動・思考が疲れを作り出しているのか…アドラーの説く思想を元に一緒に考えてみませんか?
疲れる原因~目的論から考える~

アドラーは「目的論」を説いています。
例えば、あなたは今解決したいことがあります。しかし、過去のトラウマからどうやっても解決することができない状態にあり、困り果てているとします。
アドラーは、過去はどうであれ、今それをあなたが解決できないのであれば、あなた自身が「解決できない」ように選択し、行動していると説いているのです。
「解決できない」ことがあなたにとって都合がいい状況であり、目的を達成している状況にあるということです。
暴論のように感じるかもしれませんが、「疲れる環境」を作っているのはあなた自身ということになり、疲れる原因を作っているのもあなた自身なのです。
例え「私は〇〇に振り回されていて疲れている!」といっても、それは違います。
〇〇に振り回され疲れるように、あなた自身が選択・行動しているのです。
また、〇〇に振り回されなければいけない原因をあなたが持っているか、作りあげている状況です。
「振り回されていること」があなたにとって、都合の良い環境ということです。
振り回される環境・疲れる環境を自ら作り出しているのですから、疲れてしまうのは当たり前ですね…
次に紹介する「課題の分離」を知ることで、あなたはあなた自身がわざわざ疲れる環境に身を置いていることがよくわかるはずです。
疲れる原因~課題の分離から考える~

「課題の分離」とは、課題に対して、この課題は誰が向き合うべきものなのかをハッキリとさせることです。課題の所在は、その課題の結果は誰のものかで判断することができます。
課題の分離をすることで、疲れを少なくすることができます。
相手の課題に踏み込まなければいいだけです。あくまでも『自分の課題』・『相手の課題』なのです。
私は、離婚を経験しています。
なぜあのとき私はあんなに疲れ切っていたのだろう…と冷静に振り返れば「課題の分離」が出来ていなかったからだと、ハッキリとわかります。
「 “夫婦”だから抱えている問題は“2人”で解決するべき」この考え方が間違っていたのです。
離婚を前提として話し合いをするのではなく、夫婦でいることを前提として話し合いをしているのならば、課題自体が重なることが多くなると思いますしいいのでしょう。
しかし、私たちは「離婚をする」ことが前提として決まっていました。

元主人の課題まで私が向き合い、元主人に変わって答えを出し続けていたのです。
別れた後のことは個々人で解決をしていかなければいけません。
先の答えを求められても、私が向き合うべき課題ではなく、答えを導いていいものではないのです。
それを求められるままにやり続けていたのです。
仕事をしていて、たまに出会うことがあるのではないでしょうか?
そんなことまで口を出さなくても…と思う人が…
私はまさしくその状態になっていたのです。
このような人はたいてい勝手に疲れているはずです…
私は自ら疲れることを選び、疲れ果てていたのです。
疲れないために~責任の所在~

責任の所在を探してしまうことはありませんか?
本当に責任のないことまで自分が抱え込むことはありませんが、責任の所在を探す行為はとても疲れることです。
時間は有限です。
むだに使わずに、建設的に前に進むために使うことが疲れない秘訣です。
また、誰かのせいにすることや、責任逃れをすることを楽と考える人がいるかもしれませんが、これらはすべて、疲れの原因になります。
誰かのせいにしている時点で、誰かに振り回されているのと同じことです。
例え自分の思ったようにできたと感じてもそれは、一時だけです。
一時の支配欲や自己顕示欲など欲しさに相手を支配しても、結局最後は自分の思ったようにならず、振り回されたと勝手な思い込みで疲れるのです。
他者は自分の思った通りにできませんし、変えることもできません。
変えることができるのは、自分自身だけです。また、変えていいのも自分自身だけです。
疲れないために~感情~

課題の分離はもちろんのことですが、もう1つ疲れないために大切なことがあります。
それは、「感情に支配されないこと」です。
特に「怒り」の感情には気をつけましょう。もちろん人間ですから、腹が立ってイライラすることもあります。
我慢ができずに、怒鳴ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、忘れないでください。
「怒りの感情」は、あなたにもまわりにも良いものを生み出してはくれません。

「怒り」とは「攻撃」です。
攻撃されれば、人は守ろうと反撃に出ます。無抵抗になる人はそういないでしょう。
ここで起こることは火を見るよりも明らかです。やればやり返される。争いの形はどうであれ、火種となります。
巡り巡ってあなたの疲れを増やすことになります。
「怒り」の感情がコントロールできないことはとても疲れることです。
自ら、「疲れる原因」を作る必要はありません。
そして、「怒り」の感情をコントロールできずに、自分の評価を落とすことも疲れる要素になります。
アドラーはすべて「対人関係」にある。と言っています。他人の評価もあなたのとらえかた1つで変えることができるのです。
しかし、今人の目を全く気にせずにいることが難しいと感じているのなら、むだに自分の評価を下げることは、あなたを苦しめることになります。
さいごに
“ 嫌われる” 著者:岸見一郎 古賀史健
を、読むときにいつもある種の「恐怖」を感じます。
NHKの番組でアドラーの特集番組を見ていたとき、あるコメンテイターが言っていた言葉が私のなかにあります。
「毒のようですね」
私は、この言葉に頷いていました。
今でも本を読んでいる最中、青年が哲人に食って掛かる場面をみると頷くことがあります。
※“嫌われる勇気”は哲人と青年の対話形式で話が進んでいきます。
「怖い!!」と口からも出ることもあります。
しかし、本タイトル通りあなたに嫌われる勇気があれば、アドラーの思想はあなたに大いに手を貸してくれるものです。
ついつい嫌われる勇気という言葉に目がいきますが、アドラーの思想のなかには愛が溢れています。
アドラーがいうように世界は本当にシンプルです。

ちょっとした行動・思考の変化であなたの世界を大きく変えることができるのです。
疲れを増やすも、減らすも、すべて自分で決められるのです。
疲れるよりも、疲れることを減らし、前向きに生きていく方が楽しいことは間違いありません!
参考文献
・嫌われる勇気
著者:岸見一郎 古賀史健
・超訳ニーチェの言葉
著者:フリードリヒ・ニーチェ
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