転職を迷っているひとへ
簡単なことではないし、後戻りもできない、相談できる人も限られる「転職」。
だから、迷うし、悩みます。転職に当たっては「逃げる」のか「挑む」のか、この共通部分を持つ漢字と併せて、自問自答することもあるでしょう。
「失敗する」か「成功する」かと悩んでいるかも知れません。でも、その答えは、転職する前に出せますか?
私自身は、最初に就職した会社に16年半勤め、すでに課長職で子供3人の5人家族、住宅ローンを抱えた状態で最初の「転職」をしました。それから3社「転職」をして現在は脱サラ状態です。
私の「失敗?」「成功?」談をお伝えすることで、いま転職を迷っているひとへ、何かしらの「決断」の足しにしてもらえばと思います。
「逃げる」でも「挑む」でも良い
「兆」という部分を共通点にもつ「逃げる」と「挑む」、「逃げる」は負の、「挑む」は正のイメージがありますが、転職に当たっては実はどちらでも良いのです。
乗っている船が「どろ船」だとしたら「逃げ」ますね?そのまま居たら自分は死んでしまうかも知れない、会社や仕事に殺されてしまうような状況だってあります。
いま、あなたが置かれている状況はあなたしか分からない。家族を始め人は色々いうでしょうが「逃げなければ」ならないときは「逃げ」ましょう。
私が最後の会社を辞め「脱サラ」状態になったのは手に職があったからではなく、そのまま勤めていたら「仕事」に殺されると思ったからです。
健康状態も「ウツ」になりかけていたと思われ「めまい」からか車をまっすぐに停車できなくなっていて、子供からもお父さんは「社畜」とまで言われました。
その「殺されかけた会社」に「良くしていただいた会社」から手に職をつけるつもりで「挑んで」転職したのですから皮肉なものです。
「成功する」か「失敗する」かは、予め分かりようがない。
私自身は、「挑む」+「逃げる」→「失敗」→「逃げる」→「成功」→「挑む」→「失敗」→「逃げる」→脱サラといった経緯です。どちらかというと「挑む」つまり「成功する」つもりで転職した場合に「失敗して」います。
誰もが「失敗」が分かっていて「挑まない」ですよね。中途入社で求人を出しているということは、その会社で退職する人が多い、つまり「逃げだした人」が多いということは覚悟しておく必要があります。あなたがその「逃げだした人」になるかも知れないのですが、それは予め分かりようがありません。
「留まる」も「踏み出す」も正解・不正解を決められない。
いま思えば、最初に就職した会社に留まっていれば、今頃は適当な管理職になって定年までのカウントダウンをしていたと思います。収入もソコソコになっていたはずで、毎月お金の心配をすることも無かったでしょう。
ではその「留まった自分」と「踏み出した自分」を比べて正解・不正解を決められるでしょうか。
お金の心配は無いかも知れないが毎日のように出張で、いつ転勤の辞令が下りるか分からない、組織の中で自分を偽り続けなければならない自分と、まだまだ収入を増やす必要があるので、いろんなことにチャレンジしながら家族とともに過ごす時間も増え、おやじギャグを連発している自分とならば、後者を選んだという「自分」が居るだけで正解・不正解を誰も決められないはずです。
さいごに
いろいろなキーワードで「転職」を考えてみました。
もうひとつの大事なキーワードは「家族」と「自分」です。「家族」をお持ちのかたは「家族のため」にどうしたら良いか悩みます。
収入が安定しているのなら、自分さえ我慢すれば済む話かも知れません。「家族のため」という決断もありです。一方で、誰でもない一度きりのあなたの人生です。
一番大事なのは「自分」をもう一度よく振り返って理解につとめ、最終的な「決断」の理由をハッキリさせることです。
そして、留まるも踏み出すも、どちらもありだということです。
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天文学者を目指した頃から、心の広さは宇宙規模。
1天文単位(太陽と地球の距離で約1億5千万km)以下は、すばる隊長にとって、全て「ちっちゃいこと」
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